もねろのダラダラ日記

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乃木坂46『Sing Out!』MV・歌詞考察

 こんにちは、本日乃木坂46の23rdシングル『Sing Out!』のMVが公開されました。

 

 センターは齋藤飛鳥さんが務めましたが、歌詞やダンスにいったいどのような背景が隠されているのでしょうか?? 考察していきます。

 

entermeomakas.hateblo.jp

『Sing Out!』とは

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デハ!  考察と行きたい所ですが、まず今回のシングルがどの様なコンセプトで作られたのでしょうか。

 

  2019年5月29日(水)に発売の今シングルですが、4月上旬、山梨県内のスタジオにて撮影され”みんなで歌う喜び”クラップをして曲を楽しむ"事をコンセプトに映像監督に池田一真・振付にSeishiroの「シンクロニシティ」コンビ"での作成となりました。

 

 ソロやグループでのダンスシーンは、全体の流れを重視する意味で撮影に向けて3日間のダンスレッスンを行ないました。

 また、センターの齋藤飛鳥は、MV撮影10日前からレッスンをスタートさせるなどダンスには相当気合が入っている様です。


 今回の撮影では1カット撮影を敢行され緊張感漂う中で撮影となったようです。

 

 MVの撮影場所は??

 

気になる撮影地ですが「山梨県 甲府市 アイメッセ山梨」 である事がわかっています。

 

また本来、床はコンクリートなので撮影時に木材を敷きつめたのではないかと思われます。

www.google.com

 

MV考察

 

[0:00~0:24]

LALALA…
HAPPY HAPPY if you wanna
bring been smile sing out!!

世界は広すぎて見渡せない
青空はどこまで続くのか

——————————————-

 

 舞台の様な場所から始まり、暗闇で齋藤飛鳥がゆっくり歩いてくるシーンですが、ココでは世間の複雑な人間関係など様々な事柄に不安や戸惑い・孤独などを感じていると考えます。

ココで「青空」という単語が出てきますが、恐らく明るい気持ちを表現しているのではないでしょうか。

 

[0:25~0:59]

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水平線のその向こうは晴れてるのか、それともどしゃ降りの雨か
ここにいない誰かのために今なにができるのだろう
みんなが思えたら良い
自分の幸せを少しずつ分け合えば笑顔は広がる

—————————————

 

 ここから暗闇から出てくることで世間に目を向けている様が表現されていきます。

 

 冒頭の「水平線の〜」の部分では、敢えてなにもせずにメンバーが見つめ合うことで「水平線の先=周りの様子」を見透そうとしている様が感じられ、加えてその後の天気を表す様な歌詞が書かれていますがココでも世の中にあるものが優しさなどのプラスな事なのか? それとも、争いや喧騒などに溢れたマイナスの世界なのかが表現されています。

 

 また、この間に流れる各組ごとでのダンスシーンですが歌詞にもある愛や笑顔などが伝染していく様子が表されている様に感じられました。

 

[1:00~1:45]

この思い届け
clap your hands
風にのって飛んで行け愛の歌
一人ぼっちじゃないんだよ
say hello say hello say hello

LALALA…
HAPPY HAPPY everybody being HAPPY
LALALA…
HAPPY HAPPY if you wanna bring been smile sing out!

—————————————-

 先程の流れから笑顔や思いやりが伝染した後の人々の感情が表せれていきます。

 ダンス・曲調ともに明るくなっていますよね、ココではしなやかに身体を動かしたり足を交互に上げたりする事で思いが届いていき皆んながハッピーになっていく様がわかります。

 

 さらに注目ポイントとして、「hello」を三回言っていますが全て別の方向に向けて言ってる事から、その前に歌われている1人ではないという事も確認できますね。

  また、「LALALA〜〜」からの部分では思いが届き、皆んなが活力に満ち溢れ前進していく様が表されていますね。

 

**かずみんの力強さに圧倒されました^_^

 

[1:46~2:50]

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もし泣いてる人がどこかにいても訳なんか聞いたって意味がない
生きるってのは複雑だし。そう簡単に分かりあえるわけないだろう
ただじっと風に吹かれて、同じ空見上げるように、一緒にいてあげればいい。
吹きさらしのその心温もりがほしくなる 孤独は辛いよ

僕たちはここだ stomp your feet
存在に気づくように踏み鳴らせ
仲間の声が聞こえるかい?
bring peace bring peace bring peace

———————————————-

 再び暗い曲調へと戻りますが最初は大まかな世間の様子を表す暗さでしたが、ここの暗さは思いを受け取る個人の中にある暗さが表現されています。

  

 冒頭ではセンターの齋藤飛鳥を中心にメンバーがグルグル周る所ですが、どこか暗い様子の人が居るにもかかわらず多くの人がただ過ぎ去っていく様、そして腰に手を当てる事で人々が意識・無意識問わずに周りとの壁を築いている様な感じがしました。

(スカートがヒラヒラするのを抑えているだけかもしれませんが。)

 

 恐らく、泣いてる人が「齋藤飛鳥」 気にかける事を避けている人をグルグル周るメンバーが表しているものかと思います。

 

 ただ次には、それに対する解決策の様なものも示されます。

 [気にかける]事も大切ですが、先ずはそっと寄り添い過ごす事が大切だと言っていますね。

 

 また、「吹きさらしのその心」は最初の人と関わる事を避ける考え方の事を表していると考えられますが、「孤独はつらいよ」の所では多くの人達が集まってくる事で1人ではないんだ!! っていう事が感じられました。

 ここから集まった人達で力強く踊る事で、心の解放・もっと強さや弱さを見せたって良いんだ!! と殻に閉じこもる人に語り掛けている様に感じます。

 

******bring peace ですからねグリンピースではありませんよ

 

[2:51〜5:28]

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ここにいない誰かもいつか大声で歌う日が来る 知らない誰かのために
人は皆弱いんだ お互いに支えあって前向いて行こう
この思い届け clap your hands
風にのって飛んで行け 愛の歌
一人ぼっちじゃないんだよ
say hello say hello say hello

僕たちはここだ stomp your feet
存在に気づくように踏み鳴らせ
仲間の声が聞こえるかい?
bring peace bring peace bring peace

LALALA…
HAPPY HAPPY everybody being HAPPY
LALALA…
HAPPY HAPPY if you wanna bring been smile
LALALA…
HAPPY HAPPY everybody being HAPPY
LALALA…
HAPPY HAPPY if you wanna bring been smile sing out!

———————————————

 ここから長い間奏と共に齋藤飛鳥のソロダンスに入る訳ですが、ココでのダンスは最初の世間の暗さ・その次の個々の暗さを払拭し心が満ちたされた様子が伺い知れます。

 

  また、同じ歌詞が綴られていますがコノ部分での主人公は、まだ思いを受け取れていない人に向けて「殻に閉じこもることなく弱さを見せたって良いんだよ。」 「困っている人がいたら手を差し伸べてあげよう」と呼びかけています。

 最終カットの砦の様なシーンでは困っている人(齋藤飛鳥)を多くの人(メンバー)が支え合っている事を視覚的に表されています。

 

まとめ

 

 タイトルに使われているsing outの意味には

「大声で歌う[言う]、怒鳴る、叫ぶ」

などの意味があり今回のコンセプトにもある「みんなで歌う喜び」に非常にマッチしていますね。

 MV内でも見られるましたがバラバラの動きをしている部分や、ジャケットのコンセプトにもなったダイバシティである事は今シングルの人の多様性を表した絶妙な構成であると思いました。

 

  また、今日では人と人との繋がりが薄くなりつつあるという事に一石を投じるような曲調となっており今までの乃木坂の明るさというよりは、どちらかと言えばが得意そうな曲ですね。

 

またワンカット撮りと言えば最近欅坂46が「黒い羊」で同様の手法で撮影した事で話題となりましたが、同じく「繋がり」がテーマとなっている曲との調和も非常に取れていますね。

 

出典:YouTube